2010年11月15日月曜日

吉祥草



 やらなくてはいけない事がおてんこ盛りである。年のせいか、上手くさばけない自分がいて、落ち込んだり、イライラしたりと気持ちが忙しい。こんな時は本を読むにかぎる。今日は浅田次郎を読んで大泣きしてしまった。浅田次郎さんは泣けて困る。先日も、大船でお昼を食べようと中華屋に行き、満席だったので待つことになった。浅田次郎さんの本を読んで泣いている間に私の順番は飛ばされていた。それに気がつき、お店の人に、私はいつなんだと聞いてみた~泣くほどのことかとあきれられたことだろう。外で浅田次郎を読むのはやめたほうがよい。 明日は楽しみにしていた伊集院静の新作を読みたいな~いや、明日こそ仕事を片付けよう~バイトもあるし~。
 
 上の写真はキチジョウソウ。吉祥草と書いたりして縁起が良い植物とされています。我が家の庭が合うらしく、よく育っています。

2010年11月9日火曜日

鶴岡八幡宮



 今日は一日時間があったので、新しく買ったカメラを持って出かけてみた。昨日、ケーブルテレビで、鶴岡八幡宮で菊花展をやっている、と言っていたので、見に行ってみることにした。辻説法通りを歩いていたら、新居を建てたばかりの詩ちゃんが、落ち葉の掃き掃除をしている~美しい。

「あっこちゃんあがってって!」

と言われ、喜んでお邪魔する。美味しいコーヒーとチョコレートをいただきながらの楽しい一時を過ごし、忘年会の日を決め、失礼する。

 鶴岡八幡宮は平日でも賑っている~さすがだなぁ。 ありましたありました菊の花!盆栽仕立ての小菊、大輪のもの、懸崖仕立て、などなど、とても見事に咲いていましたね~ オーソドックスな感じ。


 菊の花を堪能した後に、ぶらっと歩いていたら 庭園展示会なるものをやっていた。鎌倉の造園屋さんが、坪庭(?)を出展していて、「古き鎌倉の庭」「竹音」といった名があり、小さなスペースにそれが表現されていた。

「~造園技術技能の伝承と向上を図り、古都鎌倉の名を後世に残すことを目的とし~」

というコンセプトのもとに造られた空間が11作品あり、私が大好きな竹をつかった垣根を色々と見られてすごく楽しかった。海外の方々が見られたら、喜ばれるんじゃないかな~。ロンドンのキューガーデンにあった日本庭園(ちょっと中国ちっくな気がしたな~石石って感じ)を、何か神々しいものを見るような目で美しい美しいと言って見ていた西洋人いっぱいいたもん。

 どれも素敵だったけど、私の心を鷲掴みにしたのは、

                    植正庭苑緑化の「水鏡」


                 石井造園の「六曲一双の屏風の庭」

 この二作品。清々しさと、造り手に対して背筋が伸びる思いがした。

  都心のガーデンショウに出かけなくても、私にとってはとても楽しい時間だった。やはり行動することは大事だ。だって思いがけず、こんなに楽しいことに出逢えるのだから~。

                          これ大好き。