2009年6月17日水曜日

 10日水曜日午前11時に子宮筋腫核摘出手術を受けた。 今日で術後一週間となる。

「手術の直前まで良く歩いてください。」

と言われ、点滴スタンドを夫におされながら散歩にでかける。ウロウロしていたら、学校で厳しいと評判の先生に二度も遭遇する。病室に戻ると10分前で、すぐに手術室に向かう支度を始める。エコノミー症候群防止の白いタイツをはき、T字帯を着ける。T字帯とはフンドシのようなもので、取り説も無く着け方がわからない。

「フンドシならふつうこうでしょ~」

といいながら夫が着けてくれる。へぇ~知ってるんだ~
この時担当だった、ハリセンボンの、「角野卓造じゃねぇよぉ~」と言う人に似ているベテラン看護士さんは「テージタイ」と言っていた。手術着は寝巻きと違って爽やかなブルーだった。タイツをはいて、テージタイを着け、手術着姿で夫とハリセンボンと手術室に向かう~ふつうに歩いて。手術室に着き、不気味さに呆気にとられていると、いかにもデキル系の手術スタッフに囲まれ「お名前を言って下さい」と言われる。

「ナカダアキコでっす」

すると、子供達が使う給食当番の帽子みたいなのを手渡され、自分でかぶる。ここでハリセンボンと別れ、さらに奥の部屋に進み、ステップを上がって手術台に自分で乗る。思うが、「やっぱいいですわ~」と言って帰っちゃう人いるんじゃないの?あの雰囲気恐すぎるよ。手術台に横になるとライトが~そう、あのテレビとかで見るやつね。麻酔が注入され、眠らせてもらいました。


 摘出された物は3kg相当だった。大きかった頃で8kgはあると言われていたが、薬のおかげで小さくなっていた。先生がキレイに取り出してくれた筋腫核は大きな塊だった。嫌がる夫に写真を撮ってもらってあるので、見たい方にはいつでもお見せします。


 自分の力で小さくできると思っていた子宮筋腫。色々あったりして、結局取り出していただいた。約3年近く共存していた。写真を見る度に複雑な感情が湧いてくる。夢をみているような気もするが、傷の痛みと傷跡は間違いなく現実だと教えてくれる。



     病室に届いたお花。花の香りをずっと楽しめました。みなさん、ありがとうございました。

病院ってところは、回復してくると、とたんに肩身が狭くなる。居心地の悪さを感じて退院してしまった。

 それにしても、明日香ちゃんが退院祝いにくれたメロンは甘くて美味しかったなぁ~